NEMIKA「根実花書簡」連載1
歌人・穂村弘 × 写真家・新津保建秀2018.8.1 Wed. - 9.30 Sun.
NEMIKAによる新連載「根実花書簡」の第1回。現代を代表する歌⼈であり、ユーモア溢れるエッセイも⼈気の穂村弘が、気鋭の写真家たちの作品に、ことばを添える。連載第1回は、写真家・新津保建秀が「眼で触れる」をテーマに撮影した写真とコラボレーションしました。
8月1日(水)~9月30日(日)の連載と同時開催で、NEMIKA広尾・玉川の店頭にて、「根実花書簡 第1回 穂村弘×新津保建秀」の作品を展示いたしました。
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穂村弘(ほむら・ひろし)
歌人。1962年北海道生まれ。日経新聞歌壇選者。90年に歌集『シンジケート』(沖積舎)でデビュー。短歌のほかに評論、詩、エッセイ、絵本、翻訳などを手がける。2008年『短歌の友人』(河出文庫)で第19回伊藤整文学賞、17年『鳥肌が』(PHP)で第33回講談社エッセイ賞を受賞。18年に17年ぶりの新歌集『水中翼船炎上中』(講談社)を刊行。
新津保建秀(しんつぼ・けんしゅう)
写真家。1968年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修士課程修了。作品集に『\風景』(角川書店)『Rugged TimeScape』(共作、フォイル)ほか。展覧会に2015年「カメラのみぞ知る “The Camera Knows Everything”」(タリオンギャラリー、東京)、17年「Object manipulation」(statements、東京)「北アルプス国際芸術祭」(大町市、長野)ほか。
www.kenshu-shintsubo.com
– Exhibition Archive –
NEMIKA「根実花書簡」について
「根実花書簡」は、NEMIKAとウェブ版「美術手帖」による連載企画。東京の今を切り取る様々な写真家がNEMIKAをイメージして撮影した作品や、日々のなかからインスピレーションを受けて撮り下ろした写真作品をもとに、歌人・穂村弘がエッセイを載せることば×アートの連載です。
NEMIKAは、大人の女性に寄り添う、ファッションブランド。NEMIKAは「根実花」を意味する。根とは、過去に養ってきた歴史。実とは、現在のその人そのもの。花とは、 未来にむけたその人の表現。
根をはり、実をつけ、花を咲かせる「根実花」とともにつくる、ことば×アートをテーマにした本連載では、歌人と写真がそれぞれの表現を往復書簡のように交換して、ここでしか読めないページをつくっています。